2008年04月11日
「反日」感情の原因
どのような事がこのような気持ちにさせるんだろうと思います。
東アジア・東南アジアにおける「反日」感情は、明治から昭和戦前にかけての大日本帝国の対外膨張政策に主な原因があるとされる。これらの諸国との間にはいまだに歴史認識等で軋轢があり、とりわけ日本と地理的に近く、比較的国力の大きい中国と大韓民国からの日本の保守派への歴史的・政治的批判は日本国内でもしばしば報道されている。
しかしながら、これらアジアの人々からの日本批判の根底にある「反日」感情については、特に日本の右派・保守派は、その中核となっている中国・朝鮮半島の「反日」感情を様々な洗脳教育によって人為的に形成・増幅された特殊な感情と認識しており、糾弾・侮蔑すべき人種差別とさえみなしている。多くの日本国民も、中国と朝鮮半島の人々が突然傲慢不遜な形で示す「反日」感情そのものを反作用的に問題視するようになっている。このため、洗脳教育的な「反日」感情の露わな中国と朝鮮半島とを「特亜(特定アジア)」と区別するなどして、中国・韓国・北朝鮮のイデオロギー的な「反日」感情とその他の地域の自然な「反日」感情とを区別して取り扱うことが一般的となって来ている。
1960年代以降、海外渡航の自由化にともない、日本人の海外ツアーが一般的になると、「旅の恥はかき捨て」的な一部の恥知らずな日本人ツアー客による迷惑行為に不快感を覚える現地の人たちも増えていった。西欧において「集団で押し寄せる日本人」のイメージが出来上がったのはこの時代による。しかし、一般的には日本人旅行者は行儀が良いため、アメリカ人やスイス人の旅行者と並んで世界の至る所で歓迎される外国人旅行客である
東アジア・東南アジアの「反日」感情
朝鮮半島における「反日」感情は日本による韓国併合と植民地統治下での諸政策(創氏改名、皇民化政策、慰安婦問題、独立運動への弾圧)にその主な原因があるとされる。ただし前近代における日朝双方の小中華思想に基づく侮蔑意識と元寇・倭寇・世宗王の対馬侵攻・豊臣秀吉の朝鮮侵攻などの歴史が背景にあるという意見もある。
中華人民共和国における「反日」感情は主として日本の中国侵攻とその過程で起こった日本軍による大小の虐殺、略奪、強姦などの戦争犯罪などに起因しているとされる。ただしそれ以前にも中国の利権を争う列強の一角として日本はしばしば警戒されており、日貨排斥運動も起こっていた。
中華民国台湾における「反日」感情は主として日本植民地統治下での漢族や先住民への圧迫、皇民化政策、慰安婦問題などに起因しているとされる。ただし台湾では歴史問題についての日本の右派・保守派への反感は多くの場合潜在化している。
東南アジアにおける「反日」感情の主因は、第二次世界大戦における日本の東南アジア侵攻と占領であり、またその過程で起こった慰安婦問題、皇民化政策、日本軍による大小の虐殺や略奪であるとされている。とりわけ華僑は中国とのつながりを疑われたため被害にあうことも多かった。現在でも華僑が日本に対する抗議行動の急先鋒となることがあるが、戦後の日本の援助が評価されたこともあり歴史問題についての反感は表に出にくい。但しそれは潜在化しているにすぎず、東南アジア諸国民が第二次大戦における日本の行為を容認しているのでは決してない。また華僑のみが「反日」感情を抱いているわけでも決してない。
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